自分の職場に満足していなくても、仕事だから仕方がないとあきらめている人が多いようです。もちろんどんな職場や仕事でも、多少のことには我慢しなければなりません。しかし問題の多い職場であれば、なるべく早く転職した方が自分や家族のためになります。

問題の多い職場の特徴はいくつかありますが、最もポピュラーなのは労働時間が長いことです。いわゆるブラック企業と呼ばれる会社のほとんどが労働時間が長く、有給休暇はおろか休憩時間すら思うように取れないということがあります。労働時間が長くなる原因には業務が忙しすぎるということもありますが、「残業しないと悪い労働者だ」とか「上司が帰るまでは部署の人全員帰ってはいけない」といった社風が原因となっている会社もあります。いずれにせよ、労働時間が長すぎるのは問題の多い職場の一つの特徴です。

問題の多い職場の別の特徴は厳しいノルマがあること、そしてノルマが達成できなかった時にハラスメントのような扱いを受けるということがあります。ノルマは実力があれば給料がアップしたり昇進することができるというメリットはありますが、いつも簡単にノルマが達成できるということはまず無いでしょう。それゆえに過労やストレスという問題を抱えたり、人間関係の問題が発生したりすることが多くあります。

問題の多い職場にいる場合、できるだけ早く転職を考えるようにしましょう。タイミングが遅れれば遅れるほど転職はしにくくなります。また自身の健康や家族との関係など、より大切なものを失うことにもなりかねません。問題解決のためには、迅速に動くことが懸命です。